アラサー独女、転職して3ヵ月が経ったよの巻

こんにちは、アラサー独女です。

 

前回の転職に関する記事が過去最高にアクセスされました。

うれしいので、今回も転職について書きます。

アラサー独女は単純です。

 

タイトルの通り、転職して3ヵ月が経った所感を述べていきます。

 

主に以下の2点について。

 

1.前職と現職の違い

2.転職してよかった?よくなかった?

 

それではいきましょう。

 

 

 

1.前職と現職の違い

 

まず、アラサー独女の職種から。

 

前職も現職も、ざっくり言うと事務職です。

内容はちょっと違いますが前職の経験が活かせる職種です。

 

なので職種の違いについては、「(ちょっと違うけどほぼ)同業種」と言えます。

 

周りは未経験入社がほとんどだったので、

唯一の経験者として扱われるのが素直にうれしいです。

頼られてる感が、自己肯定感を高めてくれます。

 

続いて、年収や労働時間の違いについて。

 

年収→前職よりUP

労働時間→前職より30分延びた

 

こんな感じです。

 

労働時間は伸びましたが、時給換算すれば上がってるので問題なし。

ちなみに前職も現職も残業はほぼありません。

定時になったら「帰れ~」と言われます。ありがたい。

 

あと、福利厚生費も前職より良くなった。

 

お次は業務の忙しさの違いについて。

 

前職より現職、わりと暇。

圧倒的に余裕があります。

上司に「何かすることないですか?」と聞いても、

「ないんだよねえ。」と何度も言われました。

(もちろん忙しい時もあるよ!)

 

前職も多忙だったわけではないですが、あまり余裕はなかった。

なので現職の方が働きやすいです。

 

前職の経験が結構活かされてるなあと日々感じるので、

そのおかげで仕事が早く片付くのかもしれません。

 

 

こう書いていくと、全部前職より現職の方が条件がいいですよね。

 

求人内容と入社後の現状も、ほぼ相違ありませんでした。(ほぼ。)

 

まあ、というのも前職がおかしすぎたっていうのが大きいんです。

身バレが怖いので詳しく書けないのですが、

本当に昭和体質の変わった会社でした。

 

 

 

2.転職してよかった?よくなかった?

 

もちろんよかった!!!!!!!(笑)

 

もっと早くすればよかった、とさえ思いました。

 

現職も、それってどうなの?と思うところもありますが、

前職に比べたら全然かわいいものです。

 

転職ガチャはひとまず成功と言えそうです。

 

人間関係も付かず離れず、雑談の量もちょうどいい。

(わたしは仕事中の雑談があまり好きではないです。)

 

もしかしたら今後、弊社の嫌~なところがじわじわと

見えてくるかもしれませんが、その時はまた考えます。

だって!以前書いたように!転職はもう!怖くないもん!

 

 

それではまた次回お会いしましょう。

 

見て頂きありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アラサー独女、転職をするの巻

こんにちは、アラサー独女です。

 

更新が滞っていました。

ただの独り言に過ぎないこのブログですが、もっとコンスタントに

更新をしていくのが目標です。

 

さて今回のブログはタイトルの通り、

アラサー独女、転職にチャレンジしました。

 

人生初の転職。

 

退職に至るまでの流れ、転職活動時に感じたことなどを

備忘録的に書いていきたいと思います。

 

 

 

①転職のきっかけ

②退職~転職活動終了まで

③転職活動を通して感じたこと、反省点等

 

このように3つのトピックに分けてみました。

それではいきましょう。

 

 

 

 

①転職のきっかけ

 

きっかけは本当にいろいろあるのですが、

メインは「お金」と「生活環境」でした。

 

前職のお給料は、恐らく同年代の平均か、それより少し低いぐらい。

 

あまり多くはないお給料でオタク活動がそれなりに出来ていたのは、

実家暮らしだからです。

生活費を入れるにしても、一人暮らしの人達に比べれば

自由に使えるお金は多いんですよね。

 

でも、わたしはアラサー。

皆さんご存じの通りアラサーなんです。

 

このままずっと実家暮らしを続けることに危機感を感じました。

 

生活力が身につかないままどんどん年を取るのはまずい、と。

 

そうなると、出てくる問題はやはりお金です。

今のままのお給料では、一人暮らしをしながらのオタク活動は

難しくなると考えました。

(オタクを辞める選択肢は無い。)

 

ならば、転職をしよう。

転職して年収を増やそう。

そして一人暮らしをしよう。

 

こうやって転職を決意しました。

 

 

 

②退職~転職活動終了まで

 

退職したい旨を上司に伝え、無事退職出来るまで約10ヶ月かかりました。

 

無駄に勤続年数重ねてたので、案の定引き留めに遭ってこうなりました。

 

職場の事情はわかるけど、

自分の人生なので引き留めは振り切ってすぐ辞めるべきだったと

少し後悔しています。

 

晴れて退職をしてからはしばしお休み。

いわゆる無職でした。

 

無職期間は2か月。

 

普通は転職先を見つけてから退職をすると思うのですが、

わたしはとにかく休みたかった!!!!

勤続年数は書きませんが、一般的にはかなり長い方です。

「こんだけ働いたんだし休ませて!!!!!」

この一心でした。

 

無職期間は、超超超楽しかったです。

 

好きな時間に起きて、好きな時間に寝れる。

毎日好きな物食べて、好きなことして。

毎日が土曜日状態でした。

 

2ヶ月の内1ヶ月はみっちり遊んで、

残り1ヶ月で転職活動をしました。

 

転職エージェントを付けつつ、自分でも転職サイトから応募しました。

 

とにかく片っ端から応募。

応募総数は40社ぐらいだったと思います。

その内書類が通って面接まで行ったのは10社ちょっとです。

 

わたしが頼んだエージェントは

職務経歴書などの添削はしてくれなかったのですが、

書類が通ったということはあまり問題は無かったのかなと思っています。

 

エージェント経由の求人は自分の経歴では無理だろ!と思うものも多く、

そういう求人はやはり落ちました。

独自で応募したものの方が通りやすかった印象です。

エージェントも商売なので、利益率が高い求人をおススメしてくるんですよねぇ。

 

また、エージェントとの面接練習などは行いませんでした。

本当はした方がいいと思うのですが、

面接練習の提案をしてくださった時点でもう既に面接を経験していた上に、

二次面接まで決まっていた為「ならいっか☆」と。

 

ちなみにわたしはYouTubeで面接対策をしました。

いい時代ですよね...結構参考になるものが多く、模擬面接が出来る動画も

あったのでおススメです。

 

現在勤めている会社は2回面接をした後、合格通知を頂きました。

 

決め手は、面接の雰囲気が和やかで気さくだったこと、

条件面も希望に近かったこともあり入社を決めました。

 

入社して数ヶ月が経ちましたが、今のところ働きやすい職場だと感じています。

 

一番大事なお給料も、ばっちり上がりました。

 

後は一人暮らしを始めるだけ!

...なんですが、無職期間に貯金を結構使っちゃったので

もう少しお金を貯めてからにしたいと思います...(笑)

 

 

 

 

③転職活動を通して感じたこと、反省点等

 

最後のトピックです。

 

まず①でも少し書きましたが、

引き留めには応じない方がよかったです。

引き留めに一回応じると、

「こいつはまた引き留めれば続けてくれる」と思わせてしまいますよね。

本当に自分の人生は大切にした方がいいです...

心を鬼にして辞めましょう...!

 

 

あと、無職期間について。

 

これは正直もっと無職満喫してもよかったなと。

初めての転職ということもあり、長く休むことにビビッてしまいました。

案外すぐに転職先決まったし、あと1ヶ月は休んでもよかったと思います。

 

・前職の勤続年数が長い

・ある程度貯金がある

・何か誇れる経歴がある

 

このような方だと、ちょっと無職期間あっても大丈夫な気がしました。

 

 

次に転職活動について。

 

転職エージェントはもっと慎重に選べばよかったです。

例えば複数のエージェントを利用するとかも検討すればよかった。

 

あまり詳しくは書けませんが、何人かの知人に聞いた結果

わたしが頼んだエージェントは外れだそうです...(笑)

 

あと職務経歴書書くのに手こずったので、

また次転職する時の為に在職中にちょこちょこ書こうかなと思いました。

時間が経つと、過去にやった仕事が詳しく思い出せなかったんですよね。

リアルタイムだと細かく書けますし。

 

 

そして最後に。

 

案外転職怖くない!なんとかなる!

こう思えたので、転職のハードルがぐっと下がりました。

 

今まで何度も転職したい、仕事辞めたいと思っていても怖くて出来なかったんです。

でも実際にやってみると、だんだん勝手もわかってくるし

次に活かせることも浮かんでくるし、転職を経験してよかったなと思いました。

 

しばらくは今の職場にお世話になりますが、あと一回ぐらいは転職しそう。

なんとなくそう感じます。

 

 

ざーっと書いてみましたが、どこかの誰かの参考になればうれしいです。

 

それでは。

 

 

 

 

 

 

アラサー独女、ヨントンをするの巻

こんにちは、アラサー独女です。

ハンドルネームを「ネーブル美術館」にしてみました。

深い意味はないです。

 

さて、アラサー独女。

前回の記事で、オタク辞めたいけど辞められないからまだ推しのケツ

追いかけてもいいかな〜?みたいなことを書きました。

 

 

2honmimi.hatenablog.com

 

年齢が…ウジウジ…周りが…ウジウジ…と、

とにかくウジウジ言っていたのに。

 

ヨントン、つまり推しとビデオ通話しちゃいました。

 

ウジウジ言っていた奴がすることじゃない。

 

だって…欲には勝てませんでした。

あと好奇心。

 

Kの世界のオタクになって10年以上が経ち、いろんなことを経験してきたけど

ヨントンはコロナウイルスによる産物。

現地ではもう対面のサイン会を再開しているグループもあるようだし、

今回のヨントンチャンスを逃したらヨントンを体験できないかもしれない、と思った。

 

対面のサイン会はすでに経験済みだし、どうせなら推しとビデオ通話もしてみたいじゃない…?

え、みんなそう思うよね…???

 

決してお手頃な価格で参加出来るイベントじゃないし、

少し、いや結構、いやかなりかなり悩んだけど

意を決して応募することにしました。

 

以下、わたしのヨントン備忘録となります。

どこかの誰かの参考になりますように…!

 

また、身バレ推しバレを避けたいので一部フェイクを入れます。

 

 

〜ヨントン応募編〜

 

 

ヨントン開催のお知らせが来て、やるかやらないか小一時間悩んだけど

結局応募することに。

 

中途半端な枚数買って外れて、もっと買えばよかったと後悔するのは

避けたかったので、自分が出せるギリギリまで買うつもりでした。

そうなると、まあなかなかいい金額になりますよね。

なので、わざといつもより濃くお酒を作って応募に挑みました。

ちょっと出来上がった方が冷静な判断が出来なくなるのでおすすめです。

あ、良い子にはおすすめ出来ません。

 

無事に出来上がったわたしは、無事に目標枚数を購入し応募完了。

もちろん安心は出来ないけど、謎の達成感がありました。

 

ちなみに今回のヨントンは、韓国のCDショップ主催でした。

いわゆるボーダー制のやつですね。

過去に参加したサイン会の時に、なんとなくボーダーは掴んでいましたが、

ヨントンとなるとどうなるんだろう…?と思いつつ、

少し多めに買いました。

 

結果、当選。

 

当選を知った時友人と外に居たのですが、

「アッ、アッ当たった当たった当たった!!!!!」と言いながら

挙動不審な動きをしてしまいました。

 

もし外れてたら3日は立ち直れなかったと思います…

推しの売上に貢献出来たからいいや☆と思える程の心とお金の余裕が無いので…

 

 

〜ヨントン準備編〜

 

無事に当選したので、早速準備。

 

①ヨントンで何を話すか

②盛れる環境作り

 

準備したのは主にこの2つです。

ひとつずつ詳しく書いていきます。

 

①ヨントンで何を話すか

 

まず言いたいことを日本語で書き出してから韓国語に直しました。

 

わたしの韓国語能力は恐らく小学生程度。

なるべく自力で訳して、どうしてもわからないところは翻訳アプリを使いました。

使ったのはpapago。

翻訳の精度が高いので一番オススメです。

 

韓国語にすべて訳せたら、今度は制限時間内に話せるかの練習をしました。

 

推しの反応を想定しながら練習をしたのですが、

なんかちょっと恥ずかしいですね、一人芝居をしているようでした。

 

一応当日は画面の後ろにカンペを貼ったのですが、

ほぼ言いたいことは暗記できるまで練習をしました。

 

面接練習か?

 

 

②盛れる環境作り

 

きっと皆さん、ス○コとかAma○onとかでちゃんとリングライト

買うんだと思いますが、わたしは時間が無かったのでダ○ソーで

簡易的なリングライト(¥200)を調達しました。

 

これにデスクについてるLEDライトも併用したのですが、

思ったよりビカビカに光って顔のアラも飛んだので、わたしはこれで事足りました。

 

ちなみにスマホを固定するスタンドは、

昔ス○コで買った、肩から掛けるスマホスタンドをいい感じにデスクに置いてやりました。

多分本来の使い方とはちょっと違うと思います。

 

あとは当日着る洋服。

自分のパーソナルカラーに合ったワンピースをチョイスしました。

やっぱり少し顔色が良く映るような気がします。

 

もちろんメイクも普段より濃い目に。

 

いつもより一生懸命ベースを作り、

いつもより濃い目のアイシャドウを塗り、

いつもよりくっきりと涙袋の影を書きました。

 

これで盛れる環境作りはバッチリです。

きっと推しの目には辛うじて人間として映っていたでしょう。

化け物じゃないならもういいです。十分です。

 

 

〜ヨントン本番編〜

 

いよいよ当日。

平日の夕方スタートだったので、しっかり有給を取って挑みました。

 

各界隈でヨントンを行うアプリが違うそうですね。

今回はカカオトークを使用しました。

前日にスタッフから事前案内のメッセージが来て、

当選番号や注意事項などが記載されていました。

 

そして当日に、スタッフからビデオ通話が掛かってきて、

映りと音声の確認が行われました。

 

掛かってきた時、絶賛話すことの練習中だったので、思わずスタッフに対して

「あんにょんはせよ〜!」と言いながらお手振りをかましてしまいました。

もちろんスルーされましたが。

 

17時スタートの、わたしは順番が25番目。

大体の時間を計算して待っていましたが、全然掛かってこない。

 

手汗も脇汗もじわじわ滲んできて、緊張はMAXなのに。

 

すると、カカオトークのメッセージが。

 

「あと5〜10分後にヨントンが始まるよ、準備しててね」

といった内容でした。

 

自分の番が近付いてきたら教えてくれるなんて知らなかったので、

少し拍子抜けしちゃいました。

ずっと座って待ってたので、予め教えて欲しかったな…

順番近付いてきたら教えてあげるよ、と…

 

まあ、10分経っても掛かってきませんでしたけどね!!!!

 

推しが優しいので、どの人に対しても制限時間オーバーしてても

お話をしてくれてたからでした。

本当に優しい。

 

やっとかかってきてからの体感は5秒。

 

推しとお話するのが久々だった為、めちゃくちゃ緊張して

言葉が詰まるし噛むし飛ぶし声が上ずるしで、

ひどい有様でしたが、にこにこしながら話を聞いてくれました。

 

ビデオ通話を切ってから、どっと疲れが込み上げてきて、

しばらくは胃が痛かったです(笑)

 

 

〜ヨントンを終えて編〜

 

推しとビデオ通話した感想。

 

幸せ。ありがとう。これからもよろしく。

 

こんな感じでした。

気持ち悪いのは百も承知です。

オタクってみんないい意味で気持ち悪いでしょ…!?!

 

一方、少しネガティブな感想も。

 

推し側がイヤホンではなくスピーカーだったので、

こちら側の声が遅れて聞こえるのが話し辛かったです。

恐らく会話内容を、スタッフやマネージャーも把握しておかないといけないんでしょうね。

 

でも、ネガティブな感想はこれぐらいです。

 

本当に楽しかったし、幸せだった。

 

終わってからしばらくは、ヨントンの画面録画を見返せませんでしたね。

恥ずかしくて。

 

自分ってこんな顔して推しと話してるんだ!?

こんな話し方するんだ!?

てかギリ人間になれてなくない!!!?!

 

このように感じて、本当に恥ずかしかったです。

 

でもまあ、過ぎてみれば全ていい思い出。

 

またヨントンをしたいか?というと微妙です。

やはり、対面のサイン会の方がわたしは好きでした。

対面じゃないと伝わらない温度感等があるような気がします。

 

今後韓国への渡航制限が解けて、

また対面で推しに会える日まで労働を頑張ろうと思います。

 

 

…え?

 

アラサー独女、まだオタク続けるの?って???

 

 

 

野暮なこと聞かないで下さい。

 

 

 

 

続けますよ。

 

 

アラサー独女、オタクとしての在り方に悩むの巻

わたしは、タイトルの通りアラサーであり独女であり、そしてオタクである。

 

ジャンルはアイドルオタク。

Jの世界とKの世界の掛け持ちをしているオタクである。

 

彼氏居ない歴は約2年のアラサー、職業はそこらへんに居るOL。

オタ活もしながらちまちまと婚活もやっている。

が、あまり上手くいかない。

 

以上がわたしの簡単なプロフィールである。

 

 

さて先日、最推しが約2年間の兵役を終えてアイドル業に復帰した。

 

わたしはかつて、兵役に行く前は国内外問わず推しを追っかけていたオタクだった。

 

お金と時間が少しでもあれば、会いに行けるスケジュールはないかと、

TwitterとSky Scannerを行ったり来たりする日々。

一週間前に突然思い立って、隣国まで会いに行ったこともある。

 

現場が無い時でも、わたしの推しはこうだ、いやわたしの推しこそ…と

ぼったくり価格の韓国料理をつつきながら、友達と延々と語り合ったのも楽しかった。

 

しかしある年齢を境に、同じ熱量でオタクをしていた友達が一人、また一人と消えていったのだ。

怖い。どうして。

神隠しか?はたまた事件か?

 

いや違う。

 

 

彼氏!!!!結婚!!!!!!出産!!!!!!!!!

 

 

そう、推しにお熱だったオタク友達も、みな普通の女性だったのだ。

彼氏が出来ると途端にオタクを辞めていく。

ぞろぞろと辞めていく。

別にみんなガチ恋だったわけではないが、とにかく彼氏が出来るとただの普通の女性に戻ってしまうようだった。

 

わたしにも当時彼氏は居たが、彼氏のことがどんなに好きで、どんなに結婚したいと思える人でも、残念ながら(?)オタクを辞めることは出来なかった。

 

「みんなオタクを辞めてるのにわたしはどうして…?」と、

真剣に考えた時もあったが、

「推しが素晴らしいから」というIQ5の理由しか浮かばなかった。

 

しかし、いい年して有り金をほぼ全て推しにつぎ込んでしまう現状にはさすがに不安を抱いていたのも事実。

正直当時の貯金はゼロに近かった。

 

どんどん消える友達、どんどん消えるお金、そしてどんどん増える自分の年齢…

危機感がMAXになったわたしは、推しの兵役をきっかけにこれまでの激しい

オタク活動をかなりセーブすると決めた。

 

それと同時に推しに対するビッグなラブにそっと蓋をした。

 

突然現場に一切行かなくなるのはさすがに辛かったので、

徐々に減らして、国内の現場に留めた。

最終的には、オタクから茶の間ファンになるのが目標だったので、入隊前最後の現場には参加しなかった。

 

これでいい、これでわたしは、オタクを辞めていったみんなと同じようになれる。

そう必死に自分に言い聞かせた。

 

 

推しの入隊中は、推しを熱心に追いかけている時には出来なかった事をした。

 

プチ整形をしたり、欲しかったブランド物を買ったり、

友達とちょっと贅沢な旅行もした。

とても楽しかった。

 

あと婚活もした。それは全然楽しくなかった。

 

そうこうしながらあっという間に約2年が経った。

 

すっかり茶の間ファンになれてると思っていた自分。

しかし甘かった。

 

除隊をしたその日、あの時蓋をしたビッグなラブが堰を切ったように溢れ出てきた。

蓋はぶっ壊れ、全く止まる気配が無い。

自ら無理やり蓋をしたって、何かの拍子に自然と開いてしまうし、意味がなかった。

 

おかえりなさいと涙し、久しぶりにTwitterを鬼更新した。

あの頃のように気持ち悪いツイートを垂れ流した。

 

あの頃に戻ったような気持ちだったのに、あの頃一緒にはしゃいだ友達は

もうほとんどTwitterに居ないし、自分ひとりだけでワーワー言っているのがとても寂しかった。

 

 

結局わたしは、オタクを辞められなかったのだ。

推しが居ない間にやったことはほとんどが暇つぶしに過ぎなかったんだと

自覚した時、とことん自分が嫌になった。

 

推しに金と時間を溶かすのを辞めたいのに、

まだまだ好きだから、大好きだから、辞められそうにない。

 

…いや、本心は辞めたくない。

 

ただ、周りの目を気にしているだけ。

まだオタクしているのかと、言われたくないだけ。

周りと同じになりたいだけ。

オタクをしているのが恥ずかしいとも思ってしまう。

 

アラサーは、まだ熱心に推しのかわいいケツを追いかけてもいいのだろうか。

セーブをすれば好きでいてもいいのだろうか。

 

 

この答えはまだ出ていない。 

 

辞めたいのに辞めたくない、

この葛藤に終わりが来るのはいつだろう。